2025.07.01
屋根裏部屋やロフトを快適に使う工夫|はしごタイプ収納の魅力
屋根裏やロフトを「使わなくなる」理由とは
屋根裏部屋やロフトに憧れを持つ方は多いですが、
実際には「上り下りが大変そう」「使いにくくて物置になってしまうのでは」と感じている方も少なくありません。
せっかく設けた屋根裏空間も、アクセスが不便だと次第に使わなくなってしまうことがあります。
そこで今回は、そんな悩みを解決するヒントとなる「移動式はしごタイプ」の事例をご紹介します。

固定階段がつけられない場合の工夫
屋根裏や小屋裏収納を設計する際には、まず「どうやって上り下りするか」を検討することが重要です。
スペースの制約があり固定階段を設置できない場合には、天井収納用のはしごタイプを活用する方法があります。
このタイプは、使用するときだけ天井からはしごを下ろし、普段はすっきり収納できるのが特徴です。
固定階段を設けないことで、1階や2階の居室スペースを広く確保することができます。
さらに、今回のように可動式の家具タイプのはしごを採用すれば、
プラン上どうしても固定階段を設けられない場合でも、
安全性と使い勝手を両立した小屋裏収納が実現できます。
屋根裏収納を取り入れるメリット
屋根裏収納を設けることで、各部屋や廊下の収納を減らし、居住空間をより広く使うことができます。
また、普段はあまり使わない季節物や大型の荷物をまとめて収納できるため、家全体がすっきりします。
ただし、重たい荷物を頻繁に出し入れするのは大変なので、
軽くてかさばる物(布団・衣類・季節の飾りなど)を収納するのがおすすめです。
ロフトや小屋裏を上手に活用するポイント
ロフトや屋根裏は、設計段階で上り下りのしやすさを考えることが大切です。
使う人の年齢や荷物の内容に合わせて、
・固定階段
・収納式はしご
・可動タイプはしご
のいずれを採用するかを決めることで、長く快適に使える空間になります。
また、屋根裏を単なる収納だけでなく、
ワークスペースや趣味部屋として活用する事例も増えています。
まとめ
屋根裏部屋やロフトは、工夫次第で住まいの魅力を大きく高めてくれる空間です。
特に、可動式のはしごを使った収納スタイルは、
限られたスペースでも安全に使える実用的なアイデアといえます。
「屋根裏収納を取り入れたいけれど、使い勝手が心配」という方は、
ぜひ一度、伊沢工務店にご相談ください。
お住まいの構造やライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案いたします。